2021.4/17(土)~6/20(日)
企画展
ぎをん齋藤コレクション
布の道標
–古裂に宿る技と美–
創業178年を迎える京呉服の老舗「ぎをん齋藤」の7代目当主・齋藤貞一郎氏のコレクションから、正倉院裂の「唐花文錦」をはじめ東洋染織史を概観できる染織芸術品の数々を紹介します。

唐花文錦(部分) 奈良時代(8世紀)
ぎをん齋藤蔵
6/26(土)~9/5(日)
新・石水博物館
開館10周年記念特別展
重要文化財・
佐藤家文書の世界
–動乱の時代を生きる–
佐藤氏は本拠の陸奥国(福島県)を離れ、全国を転戦の末に伊勢国(三重県)に移住しました。本展では佐藤家伝来の古文書、佐藤氏最古の系図(ともに重要文化財、館蔵)を一堂に展示し、動乱の中世社会を生きた佐藤一族の奮戦の軌跡をたどります。

北畠顕能袖判御教書(佐藤家文書のうち)
正平6年(1351) 館蔵
9/11(土)~12/5(日)
新・石水博物館
開館10周年記念特別展
千歳山主・川喜田半泥子
–名品と歩んだ10年–
千歳山に移転してからの石水博物館は、常に半泥子の作品とともにありました。本展では、館蔵の半泥子の代表作に加え、新収蔵・新寄託の作品を全館(第1・第2展示室)に展示します。

千歳山と半泥子図・赤絵香合 銘 仏法僧
いずれも館蔵(藤田等風コレクション)
12/11(土)~2022.2/13(日)
企画展
五黄の寅
–虎の美術とエトセトラ
(干支 ,c'est 寅)–
令和4年は36年に一度しか訪れない、五黄の寅年です。この年に生まれた人は大変強運であるといいます。本展は川喜田半泥子が五黄の寅の年に生まれたことを記念し、虎と干支に関わる美術を展示します。

虎図(部分) 木村探元筆 館蔵
2/19(土)~4/17(日)
企画展
齋藤拙堂
–齋藤正和コレクション受贈記念–
齋藤拙堂は江戸時代末期に津を拠点として活躍した漢学者で、津藩藩校有造館の督学としてもその名を知られています。本展は、齋藤拙堂の玄孫に当たる齋藤正和氏のコレクション受贈を記念し、拙堂の書画をはじめ交流のあった文人たちの作品を展示します。

齋藤拙堂